多毛症・脱毛症
①多毛症
若い女性で顔や身体に男性の体毛パターンに似た硬毛化が発生している場合、多毛症の可能性があります。原因は副腎や卵巣からのアンドロゲンという男性ホルモンの分泌量が過剰であったり、毛のホルモン感受性が強いことなどが挙げられます。
治療としては、血中のアンドロゲンを低下させるためにピル(経口避妊薬)などの薬物療法が行われます。しかし、十分な効果を得ることは難しく、特に四肢の硬毛はアンドロゲンの影響をあまり受けていないため、効果が少ないのです。実際には、レーザー脱毛などの脱毛術に頼る方が、迅速に確実な成果を挙げられると考えられています。
②脱毛症
様々な疾患やホルモンバランスの崩れ、精神的ストレス、栄養障害などによって、正常な毛の発育や周期に異常をきたしてしまう疾患を脱毛症といいます。
女性にとっての脱毛症は、円形脱毛症や分娩後脱毛症、過激なダイエットなどによる栄養障害などがよく知られています。毛の異常は、体の異常を示すサインとなっていることも多く、気になる場合は早めに専門の医師に相談するとよいでしょう。