脱毛のトラブル

年間1万件を超えるといわれているエステティックサロンでのトラブル、その中でも脱毛の被害は深刻だといわれます。
レーザー脱毛だけではなく、電気脱毛、ワックス脱毛などでも被害は広がり、厚生労働省は「医師免許を有しないものがレーザー脱毛やその他の強力なエネルギーを持つ光線を使用した脱毛行為を行うことは医師法に違反する」との見解を示しています。
まず、レーザー脱毛ですが、レーザー照射は出力や照射時間、適切な冷却措置をとらなければ熱傷になるため、医師が取り扱うべき医療行為です。また、目の保護や治療機器のメンテナンス、述語の皮膚の保護など、様々な点で細心の注意を払う必要があります。その対処には医学的な知識を持っていないと出来ないことも多いのです。もし、万が一、皮膚に障害が起きた時にも医師による適切な措置がなければ後が残ったり、長期の治療が必要になることがあります。
レーザーではないけれども、フラッシュランプのような光線を使用した治療についても同じ事がいえます。

また、電気針脱毛に対するクレームも以前から多いといいます。やはり皮膚障害と熱傷がほとんどですが、中にはC型肝炎などの感染症、細菌感染、ケロイドなどの深刻な被害もあるといいます。
ワックス脱毛での苦情はその痛みが挙げられますが、症状としては、腫れ、アザ、化膿、内出血といったものです。

これらのトラブルの対策としては、厚生労働省の見解のように医療機関で行われるべきものなので、専門の医師の下で治療を行うことが望ましいです。エステで施術を受けるのならば、副作用が出たときの対応を事前に確認し、使用機器などにも注意すべきでしょう。

もし、トラブルに遭遇してしまったら、専門のクリニックですぐに医師の診察を受けるべきです。施術に限らず、金銭的なトラブルも含めて、消費生活センター等の公的機関に相談することも検討しましょう。