脱毛用のレーザー①
まず、ルビーレーザーが挙げられます。
ハーバード大学のAndersonらの研究においては、メラニンへの吸収率の多いルビーレーザーが使用されました。ルビーレーザーは皮膚内にメラニンの少ない欧米人の脱毛には利用できますが、皮膚内にメラニンの多い黄色人種には向いていないとされています。表皮のメラニンへの吸収が強く、表皮が熱傷を起こしてしますからです。また、照射時間を長く取ることが技術的に難しいとされています。
アレキサンドレーザーはアレキサンドライトとよばれる宝石を使用したレーザーです。
1996年にAndersonらが発表した理論に適合するレーザーとしてCynosure社は、アレキサンドライトレーザーを使用したレーザー装置(LPIR)を開発しました。現在でも同社のアレキサンドレーザーを使用している施設は多くあります。その後、Candela社が開発した「GentleASE」はレーザーと一緒に冷却ガスを発射することで、皮膚を冷却する方式を採っています。痛みが少なく、評価も高いのですが、パチッという音が出るので、人によっては怖いと感じることもあるようです。痛みは輪ゴムで弾かれたような感じです。冷却ジェルを肌に塗るのに抵抗がある人にはこの空冷ガスの方がよいかもしれません。
アレキサンドライトレーザーの波長は755nm(ナノメートル)です。GentleASEは2000年6月にアメリカFDAから、あらゆるスキンタイプに適した永久減耗の認可を受けています。